タロットは信頼できる親友が「こんな風にも解釈できるかもよ?」と新しい視点をくれるような、頼もしいツールだと感じました
Y.L 34歳 女性
タロット・アカデミアの受講後、数日が経ちましたが、膨大な情報量の消化吸収もさることながら、自分の意識そのものの拡張と変容を、リアルに体感しています。
まるで自分と世界を認識する「第三の目」で、大きな万華鏡を覗いているような感覚。
直子さんの口から語られるタロットの哲学と世界観はかくも広大で、人間(Human)として生まれた私自身の魂のフィルターを通して、深遠な多層宇宙を旅したような、心躍る4日間を過ごしました。
占星術が宇宙の法則について学ぶものだとすれば、タロットはその宇宙を創造している「人間」について学ぶ叡智のツール。
人間と宇宙。 そのどちらが欠けても成り立たない「私」という創造物は、日々取り扱いに苦心しつつも、結局は誰よりも幸せにしてあげたいと願う大切な存在でした。
20代前半の頃、そんな自分には「無限の可能性がある」と鼻息荒く確信していた時代もあったのですが(笑)、自分にがっかりするような体験を重ねるにつれ、いつしか「自分はどうせこの程度」という、諦めにも似た感覚を覚えるようになっていました。
それが今回、直観的にこの講座を受講したことで、本来の自分自身の神聖さと壮麗さを決して忘れるな!と眼前に突き付けられたような、改めて目が醒める思いでした。
78枚のタロットカードはどれも、強烈かつ個性豊かなストーリーを纏った人間のアーキタイプで、その雄大な意識の分身たちと対話を重ねるうちに、いかに自分を過小評価していたかを思い知りました。
自分が神聖であると同時に、相手もまた神聖で完璧な存在である。その目線で世界を眺めたとき、輝いていない人などいない、本気でそう実感しました。
タロットの解釈とリーティングは正直、まだ難しいと感じることが多いですが、どのように解釈するとしても、そこに正解や間違いはないのですね。
どうしても物事を、自分が見たいように見て、聞きたいように聞く癖がある私にとって、タロットは信頼できる親友が「こんな風にも解釈できるかもよ?」と新しい視点をくれるような、頼もしいツールだと感じました。
解釈はどこまでも自由。だからこそ、能動的に使いこなすマインドでない場合は、タロットに振り回されるだけになる、という直子さんの言葉の意味がよく分かりました。
また講座では、四大元素の立体的な理解やタイムラインの読み方など、目から鱗なレクチャーが盛り沢山でした。中でも、四大元素についてはある程度の予備知識があって助かりましたが、これまでは四大元素を「手懐けるべき4つの欲望」として捉えたことはなく、なるほどー!!欲望について甘く見ていた事実に驚愕しました。
自分の中にあるどんな欲望もないがしろにしないこと。それが本当に望む人生を生きるためにどれだけ大切かに気づくことができ、感謝でいっぱいです。
そして、何かがスムースに進まないときに、自分はそういう性質だからとか、〇〇が苦手だからといった「自分には足りない何かがある」という前提を、ほぼ無自覚にもっていましたが、「足りないのではなく、単に四大元素のうち、どこかの元素が充分に使いこなせていないだけである」という前提に書き換えられたことが、私の中では大事件でした!
四大元素の偏りや不調和を知り、バランスを取り戻すために行動を修正すれば良いだけなので、もはや悩む必要がないというか、どんな人にでも本来、備わっているギフトをいかに「使いこなし、マスターしていくか」だけなんだなぁと。
直子さんが情熱と愛を込めて伝えてくださったこの叡智を受け取り、この先繰り返し繰り返し、本来の自分に立ち還るための大切な糧にしていきます。
本当にありがとうございました。
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